ポタージュとは
フレンチレストランで人気の料理の一つに、ポタージュがあります。
これは「ポ」は鍋という意味をあらわしていて、全体ではスープ全般をあらわす言葉です。
私たち日本人の間では黄色いとろみのあるスープの事を指していますが、本来はコンソメやブイヤベースもこれに該当するようです。
ちなみにポタージュスープといいますと、スープスープという意味になっておかしくなるので注意したいところです。
本来のものは、野菜を裏ごしすることによって、できるスープの事を指していて、生クリームで仕上げてホウレン草やニンジンを裏ごしした場合でもこの呼び方で問題はありません。
本場の料理との違いを楽しんでみるのもよさそうです。
作り方とは
スープとの違いは、本来はポタージュは鍋から派生しているスープという意味だったようです。
反対にスープは、煮込み料理やお酒で造るおじやのような料理を指していました。
何となくはわかりそうですが、そもそも区別はそれほどされていないので、フレンチのスープのようなものはポタージュと呼ばれるようになったのです。
また、コーンスープとの違いは、裏ごしのコーン(またはその他の野菜)を裏ごししてそれを食べるものとそうでないもので、残すものがコーンスープになります。
そんなポタージュの作り方は、ジャガイモを使う場合ですとジャガイモをしっかりと切って、玉ねぎを切り、これらを弱火で炒めます。
ボールなどに牛乳を入れてしっかりと混ぜて余計な部分を捨てます。
そしてしっかりと煮ると完成です。
これはニンジンでもコーンの場合でも応用が利くので、いろいろなやり方を見ていきましょう。
切るのがめんどくさい方には、ミキサーを使用するのも一手です。
昨今は、こうした料理を作るためのミキサーも多数売られていて、様々なバリエーションを楽しむことができるようになっているのも実にうれしい所です。
ポタージュの魅力
この料理の魅力は、栄養をこれでもかというくらい摂取できる点にあります。
コーンだけでなくニンジンやほうれん草もできますから、こうした野菜が嫌いな人でも、楽しく食べることができます。
また、野菜が苦手な原因としては、独特の香りや風味ですがこうした料理をすることによって、本来の野菜の甘みを生かすことができますし、いやな香りを和らげることができるという一石二鳥なのもうれしい所です。
この様にこの料理は、比較的簡単に作れるのに、おいしくて素敵な料理だと思います。
フレンチの神髄を知る料理です。